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● NEWS 過去の掲載 平成28(2016)年
年次報告会開催
東京で年次報告会を開催しました。今年の成果と課題、遺骨収容の現状、今後の取り組み等をお話しました。
(京橋区民館・東京都中央区)
平成28年10月22日
報告会開催
東京事務所で報告会を開催しました。10年以上国の遺骨収容事業を見てきて(時には一緒に活動もして)、国がこの事業に積極的に取り組もうとしていないこと。それは戦没者遺骨収集推進法が成立しても変わらないこと。そのような状況の中、多くの戦没者を、本当に日本にお迎えするために空援隊が今後どのような活動をしようと考えているのかをお話しました。
初出席の方もいらっしゃり、毎日放送のドキュメンタリー番組(8月放送)や
7月のサイパン慰霊祭の映像をご覧頂き、現地での活動を紹介しました。
平成28年10月15日
北海道支部報告会
室蘭市で北海道支部が活動報告会を開催しました。今年7月のサイパン慰霊祭の様子等をお話ししました。
平成28年10月15日
講演しました
「終わらない戦争 ~戦後七十二年を経て~」という内容で、倉田専務理事が一燈園「秋の集い」で講演をしました(京都市山科区)。
約10年前までは多くの遺骨が残されていることを全く知らなかったにもかかわらず、その後調査のために多い年で1年に15回も海外に行くようになった理由等、フィリピンでの活動を中心にお話しをしました。中学生・高校生から、戦争を体験された方まで幅広い年代の方々が熱心に話に耳を傾けて下さいました。
中高生からの率直な意見が印象的でした。何か少しでも考えて頂ける
きっかけになればと思い、これからも講演活動も続けます。是非お声掛け下さい!
平成28年09月10日
緊急報告会開催
今後の方針についてお話ししました。
平成28年07月25日
文化講演会で講演しました
東京日本橋で「終わらない戦争! ~放置された遺骨の行方~」という内容で倉田専務理事が講演をしました(開催:日本橋モラロジー事務所 第16回文化講演会)。
7月のサイパン調査の映像や、これまでの活動の写真、グラフ等ご覧頂きながら、2時間目いっぱい使ってお話しました。「いつもの文化講演会とは異色だった」とのことでしたが、皆さん熱心にお聞き下さいました。
今後も全国各地様々な所で遺骨収容について発信していきたいと思っています。是非お呼び下さい!
長期密着(?)取材中のTV局も関西から駆けつけました。OA情報はまたお知らせします。
平成28年07月
サイパン遺骨調査 スタッフ日記
平成28年05月14日
社員総会、年度報告会、懇親会を開催しました(東京事務所)
定期社員総会、年度報告会、懇親会を東京事務所で開催、関西や北海道からも参加頂きました。多くのご遺族が亡くなり、遺骨の風化や損失、遺骨所在地の情報も少なくなる中で、どうすれば戦没者を迅速に日本にお迎えすることができるのか。会員の皆さんを含めて真剣に考え、今後の活動方針について意見の交換を致しました。
そして近いうちに空援隊からいくつか案を出して、会員の皆さんのご意見もうかがいながら、今後の活動方針を決めることになりました。
何よりも戦没者のことを思い、考え、そのためにはどうすれば良いのか意見を出し合いました。
テレビ局の取材もありました。
平成28年04月12日
遺族に遺留品を届けに行きました
戦時中に米軍関係者が硫黄島で拾った日本兵の遺留品を、福島県二本松市に住む遺族に届けに行きました。
遺留品は海軍からの召集令状等で、空援隊が現地役所に調べてもらったところ、渡辺弘爾(ひろじ)さんのものだと分かりました。弘爾さんは海軍に志願し、19歳の時に招集され、21歳の時に硫黄島の戦いで亡くなりました。
遺留品は米軍関係者が硫黄島から米国に持ち帰り、その方の死後、遺品の中からご家族によって見つけ出されました。ご家族は「是非日本の遺族のもとに届けてほしい」と、KUENTAI-USA(空援隊の米国の姉妹団体)に情報を寄せ、空援隊が弘爾さんの生まれ故郷に届けに行きました。
10年間の洞窟調査や発掘調査において、空援隊は数多くの遺品を見てきましたが、紙の遺留品は今まで見たことがありません。弘爾さんの弟の智さんと、政寿さんもこの日集まり、お兄さんの出征の際のこと等をお話し下さいました。生きて帰ってくるものだとばかりだと信じていたものの、戦死してからは遺骨も遺品も戻ってこなかったので、70年以上たってこのようなことは奇跡だと仰っていました。空援隊の倉田専務理事は無事にご家族にお渡しできてほっとしたと述べていました。
横須賀鎮守府からの海軍召集令状等
平成28年03月11日
報告会を開催しました
東京事務所で活動報告会を開催しました。海外調査から帰国したばかりの倉田専務理事が各地域の状況を報告。サイパンでは、中国企業のカジノホテル建設現場から大量の遺骨が見つかり、その遺骨の対応を疑問視する報道が今年ありました。空援隊は日本人の遺骨が見つかった場合の対応を懸念しており、日米両国の遺骨や古代の現地人の遺骨がそれぞれ適切に扱われるように関係者と会ってきました。フィリピンでは、空援隊が厚労省から預り、厚労省がフィリピン国立博物館に放ったらかしのままにしている3000体のご遺骨のこと等をお話ししました。
また初めての方もいらっしゃったので、これまでの活動の歴史や、今後遺骨収容活動をどのように広めていくのか等もお話ししました。今後も多くの方に活動を知って頂く機会を持っていきたいと思っております