活動内容
①資料分析・事前調査
アメリカ国立公文書館(NARA)から取得してきた米軍資料を分析。遺骨のある場所を地図に落とし込みます。
一方、事前調査隊が現地を何度も訪れ、現地政府や関係機関に調査条件を確認します。
現地でのネットワークも構築し、地元の人たちに遺骨の場所を聞き込みます。これら現地情報と、分析した資料をもとに、遺骨がある可能性の場所を絞り込んでいきます。
調査地を決定したら、土地所有者と交渉して調査許可を得て、関係機関に調査申請を出し、調査をするための条件を整えます。
②現地での収容調査
調査条件が整ったら、会員の方々(※)や、他の遺骨調査団体と共に調査を開始。場所によってはジャングルを歩きまわったり、洞窟の中に入ったり、またショベルカー等の重機で地面を掘って遺骨を探し出したりします。
今まで調査した場所・・・フィリピン サイパン グアム
(※)現地調査予定は、会員の方にお知らせしています。→会員募集
③活動報告会や遺骨調査研修会開催
調査後、会員さんを対象にした調査活動報告会を開催したり、年末には年次報告会を開催します。また遺骨調査に関しての研修会を年に数回開催しています。(不定期)
④他団体との協力
JYMA日本青年遺骨収集団、戦没者遺骨早期収容促進協議会、ピースリング・オブ・グアム・ジャパン、KUENTAI-USA等他団体とも協力しながら遺骨調査を実施しています。
情報を共有し、協力していくことで、一つの団体だけで活動するよりも、遺骨収容活動全体が前に進むことを望んでいます。
※過去の調査活動(平成18年(2006)~平成30年(2018))
※調査活動以外の活動はお知らせ・メディアページ
2019年
12月 第132回御遺骨情報調査(沖縄)
08月 第131回御遺骨情報調査(沖縄)
07月 第130回御遺骨情報調査(サイパン・グアム)※スタッフ日記
06月 第129回御遺骨情報調査(沖縄)
05月 第128回御遺骨情報調査(グアム・サイパン)
03月~04月 第127回御遺骨情報調査(沖縄)
03月 第126回御遺骨情報調査(西表島)
01月 第125回御遺骨情報調査(フィリピン)
◎ 厚生労働省裁判 →詳細はこちら
空援隊が原告となり、国(厚生労働省)を相手に起こした2件の裁判は、平成29年3月に和解して結審しました。
①立替金返還請求事件 ②遺骨返還請求事件
◎ NHK裁判 →詳細はこちら
空援隊が原告となり、NHKに訂正・謝罪放送を求めた裁判。
東京地裁において、名誉棄損は認められましたが、訂正・謝罪放送の請求は認められませんでした。