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●平成30(2018)年5月 沖縄調査 スタッフ日記
平成30年5月9日
沖縄遺骨調査 1日目
沖縄在住のアメリカ海兵隊員から遺骨の情報が入り、急きょ沖縄を訪問。情報の寄せられた場所に行くと、沖縄の古い慣習である風葬の遺骨であることが分かりました。
その後、前回訪れた南部の丘で洞窟調査。戦時中のものと思われる遺留品と遺骨を見つけました。この辺りは日本軍の陣地だった可能性があります。
薬瓶(左)と遺骨(右)
「水虫液」と書かれた薬瓶
茶碗
平成30年5月10日
沖縄遺骨調査 2日目
朝一で戦没者遺骨収集情報センターに行き、昨日洞窟で見つけた遺骨の報告をしました。また沖縄で遺骨を見つけた際の対応について説明を受けました。
そして昨日遺骨を見つけた場所を再調査。周辺を探すと残骨や歯、靴のソールや中敷等も多く見つかりました。今回は地表調査の段階で詳しくは調査できませんでしたが、今後も沖縄で調査を続けます。現在空援隊は日本人戦没者に加えて、本土や沖縄に残っているアメリカ人戦没者の遺骨探しも行っています。少しでも情報がありましたら空援隊までお知らせ下さい。宜しくお願いします。
残骨。周辺を詳しく探せばもっと見つかる可能性も。
歯もいくつか見つかった
多くの鋲が打たれたソール。日本軍か米軍のものかは調査中。